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環境レポート

 

環境ビジネス

 

当社の環境ビジネスの一端をご紹介いたします。

 



兼松は森林保全と地球規模の気候変動対策を目的に、ブラジルとインドネシアにおいて
森林保全事業(REDD (*))の実現可能性調査を開始し、以下のトリプルベネフィットの実現可能性について検討しています。
 1.REDDクレジットを日本政府や民間企業が活用できる事
 2.REDD 事業により現地住民の生活レベルが改善される事
 3.プロジェクトサイト内で生物多様性が保全される事
ブラジルとインドネシアは地球温暖化問題への対策としてREDD 事業に力を入れている国であり、国際交渉においてREDD の制度設計や実施に関する提言を積極的に行っています。
両国と日本政府との協力による具体的なパイロットプロジェクトはまだ少なく、弊社による実現可能性調査が有力プロジェクトの一つとなることが期待されます。
兼松は本事業の具現化へ向け調査を行うことで、低炭素社会に向けた一端を担うとともに、引き続き地球温暖化対策に貢献してまいります。 

(環境素材部門 新事業開発チーム)

(*)REDDとは、開発途上国における森林の破壊や劣化を回避することでCO2の排出を削減しようとすること、またはそのプロジェクト。言い換えれば、炭素が森林やその土壌に固定された状態を保つことで森林伐採による大気への炭素の排出が起こらないようにすることである。
(出典:(財)環境情報普及センター)
【英】Reduced Emissions from Deforestation and Forest Degradation の略称
   

 

兼松では、サステイナブルコーヒーの代表例としてレインフォレスト アライアンス認証のコーヒー生豆を取り扱っております。
  レインフォレスト アライアンスは、ニューヨークに本部を置き、世界的に活動する環境NGOです。
  生物の多様性保護や環境保全に向け、より良いビジネスの遂行により人間や野生動物が必要とする自然の生態系を保全することをその使命としています。
  レインフォレスト アライアンスのSustainable Agriculture Programでは、森林伐採の禁止・生態系の多様性保護・農業従事者の福祉促進(学校や病院建設等)を目的とした数々の基準を策定し、これに基づき栽培をしているコーヒー農園が、レインフォレスト アライアンスの認証を受けることができます。
  現在、中南米やアジア、アフリカといった地域、計22カ国の農場・農協で認証がなされており、さらに何百もの農場で認証を受けるべく基準にあった農法への転換が図られています。
  この基準により生産されたコーヒーを購入することで農園が環境保護する際の支援となり、生態系の保護にもつながります。
  兼松では、このレインフォレスト アライアンス認証コーヒーを輸入・販売しておりレインフォレスト アライアンスの活動をビジネスの側面から支援することで企業の社会的責任に寄与しております。

(食品第1部 飲料原料課)

サステイナブルコーヒー

 

  

地熱発電は、地下2000メートル程度まで井戸を掘削し、地下のマグマで熱せられてできる高温高圧の水蒸気を取り出し、その蒸気でタービンをまわして電力を生み出します。タービンをまわすのに使用された蒸気は、水に還元して地下貯留層に戻され、再びマグマの熱で熱せられ、水蒸気として貯留されます。
  地熱発電は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を発生させず、地球の内部に蓄えられた熱を繰り返し使うことから、半永久的に使えるクリーンエネルギーです。
  兼松は、古くから主に東南アジアで地熱発電所の建設・設備供給に取り組んでいます。兼松は1980年代初頭よりフィリピン、インドネシアなどで各種地熱発電設備を納入し、近年では、インドネシアでダラジャット三号機発電所(110メガワット)を受注、さらに、フィリピン北ネグロス地熱発電設備一式(49メガワット)も受注し、両案件ともに無事工事を完了し、お客様に引渡しをいたしました。現在、インドネシア、フィリピンにて新規案件の商談も進んでおります。
  兼松は、これら発電所に続く新規発電所案件を世界の地熱国において開拓することにより、今後も地熱発電設備の供給を通じて、クリーンエネルギーの開発に貢献いたします。

(プラント・インフラプロジェクト部 インフラプロジェクト課)

  


兼松は太陽電池事業の一環としてUnited Solar社(米国、本社:ミシガン州)の製品『UNI-SOLAR』(製品ブランド:ユニソーラー、アモルファスシリコン型太陽電池モジュール)を輸入販売しております。

 『UNI-SOLAR』は従来型の結晶型太陽電池モジュールとは異なり、非常に軽量で柔軟性に富んでおり、屋根の曲面や耐震強度、耐荷重等の問題で従来型が設置できなかった場所へも設置を検討することができ、現在の日本マーケットを大きく変える可能性があるものです。

 年間発電量が世界トップクラスの同製品は、欧米の有名企業を中心に累計で450メガワットという導入実績を有し、1980年初頭の研究開発開始以来、高い信頼性を誇る世界的ブランドです。

 兼松は今後、電力使用量やCO2の削減に向けた企業の社会的責任が増加していくことをにらみ、設計や施工にあたるパートナー企業と連携し、クリーンエネルギーである太陽電池モジュールの販売を通じて低炭素社会に向けた一端を担うとともに、引き続き地球温暖化対策に貢献してまいります。

(機能性化学品部 第1課)